こんにちは。
音叉ヒーリングアカデミーの
福井健太郎です。
今日は、
先週の金曜、土曜と、仲間で行った
石徹白で体験させてもらったことについてです。
石徹白は
岐阜県と福井県の県境にある、
標高700mに位置する集落。
東京からは車で6時間くらい。
道中は普段ゆっくりと話せない話を
友人としながらいけたので
6時間もあっという間でした。
石徹白近くにある、阿弥陀ケ滝はまるで
あの世とこの世をつなぐ場所のよう。
そもそもなんでまた岐阜県に?
というのがあるのですが、
私たちがいまスタートさせている
八ヶ岳プロジェクトの一環で
東京と八ヶ岳あたりの2拠点で
今の経済の流れとは違った視点での
暮らしができないか?というのが
元にあります。
実際に石徹白に移住をされた方のお話を聞いたり
実際に移住をしたくなるほどの場所とは
どいう場所なのか?というのを
足を運んで聞いていたい!
見ていたい!体験してみたい!
というのが始まりです。
もう先に実際に行った感想を
お伝えすると、
すげーーーーーいい!!!
(↑こんな風にしか表現できない笑)
個人的には3本の指に入るくらい。
また行って見たいと思った場所でした。
今回、
宿の手配から
移住された方々や
もともと住まわれていた方に
会ってお話を聞けるように
手配してくれた
こんちゃむには
心から感謝です。
もう、行ってから結構時間が経つのに
言葉にならないなぁ。。。
こんな体験久しぶりです。
それでも少しでも言葉にしたいなぁと
思うのでこの土地ならではの体験をひとつ
お伝えします。
それは、
もともと石徹白は白山の近くにあることもあり
「御師」と言われる方が住まわれている場所で、
その方から、この土地のこと
信仰のこと、昔はどんな場所だったのか?
だんだんその風習も行う人が
少なくなっていること、などのお話が聞けたこと。
(御師とは
神宮,神社に属し,依頼により代祈祷を行う祈祷師。
熊野,伊勢など一社の信徒を相手に
祈祷や宿泊の世話をした方のことをいうそうです。)
白山中居神社という
ククリヒメ、イサナキ、イサナミを祀った
神社は境内に行くまでに自然と同化した姿が
人も自然も神様も共にある土地というのを
感じさせてくれる場所でした。
最近わたしが熱心に学んでいる
ホツマツタエの講座でも
たまたま昨日ククリヒメのことが出てきて、
この土地がどれだけ日本の歴史の中で
重要な場所なのか、というのを
学ぶことができました。
白山は
日本建国のクニトコタチ24代ミナカヌシの子
エヒタメトホカミの中の
タの神、
初代タカミムスビの系統のアワナギが統治していた
場所とのこと。
そのアワナギの子供がイサナキ。
イサナキの姉にあたるのがククリヒメ。
そして、イサナミは伊勢神宮の外宮にいらっしゃる
トヨケの子で、またククリヒメの夫は
そのトヨケの子のヤソキネ。
これを聞くだけでも
この場所が古代の日本にとって
どれだけの場所だったかがわかります。
いま、時代が激しく揺れ動く中で
この土地に訪れ
日本の古いタマシヰに触れさせていただくのは
何か意味のあったことだったのだと思っています。
私たちはこうやって、
自然を慈しみ共に生き、
支え合って暮らしてきた血を持つ
タマシヰであること。
それがこの縄文からある縄文杉の立ち姿からも
感じることができました。
石徹白の良さは
こうしたものが綺麗にまだ
息づいています。
本当に何もない場所なのですが、
その「何もない」が逆に
本当に大切なものは
何ですか?というのを
伝えてくれる場所でした。
たった一泊二日の旅でしたが
古代から息づく文化に触れ
人に触れ、自然に触れることで
何か現代の私たちが
忘れてしまったものを
ほんの少し思い出せたような
気がします。
心からこれからの日本が
そして世界が、
一つのイノチに向かって
歩めますよう、
お祈りいたします。