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こんばんは。
音叉ヒーリングアカデミーの
福井です。

今日は、
教え子の卒業発表会を
観に行ってきました。

彼女とはもう3年になるのかな?
私が
アレクサンダーテクニークの教師になるための
実習生レッスンで
生徒さんとしてきてくれたのがきっかけ。

ここまで本当によく頑張ったと思う。

最近の社会の傾向として
私を含めて
頑張ることや努力することよりも
楽しさや気楽なものを
追い求めるような
風潮があったかもしれない。

でも、
今日の彼女のステージを見て
その考えが見事に吹き飛んだ。

人が本当の意味で才能を開花するのは
窮地に追い込まれた時かもしれない。

彼女が3年前
私のところに来た理由は
「あがり症」。

元々超大手の某劇団にいた彼女は
歌が人前で歌えなくなっていた。

彼女が
10回のレッスンの間の中で
どんどん自信を取り戻していく姿を
近くで見させてもらったのだけど
それでも、
やっぱり上り調子だけ、
というわけにもいかない。

1回上手くいったと思ったら
次は、大失敗。

そんなことを
ずっと繰り返したのを
よくレッスン以外の時間にも
話してくれた。

そんな彼女が今日、
大学の卒業発表。

最近お互い忙しく
全く連絡を取れていなかった。

彼女が歌うのを聞くのは久しぶりだった。

どんな歌を聴かせてくれるのかな?
っと期待をしていったのだけど
彼女はびっくりするくらいの
大きな人になっていた。

出会った頃の
人前で歌えない彼女の姿は
もうそこにはなかった。

存在感がまるで違う。

そこにいるだけで
明らかに輝いていた。

しかも歌は、、、

比べてしまうのは
本当に失礼なのだけど
私には
美輪明宏さんがそこに
立っていて
歌っているのかと思った。

美輪さんの舞台はもちろん
生で観たことがある。

自分の生徒だからとか
置いといても
彼女の歌は
間違いなく
今日来ていたお客さんの
心をいや、魂までも
震わせたと思う。

終演後彼女は
私のところに来て泣いた。

その気持ちが痛いほどよく分かる。

ここまで来るのがどれだけ
辛く大変な道のりだったのか。

それでも諦めずに
ここまできて
誰が観ても
心からの拍手を贈りたくなるような
歌い手になっていた。

そして彼女はこれから
フリーになる。

きっとこれからまた
舞台で活躍していく人になるだろう。

今日は
そんな姿を観させてもらって、
本当にこの仕事をやってきて
よかった、
と心から思った。

私は生徒に何かをしてきたのではなく、
確実に私の方が生徒から与えられている。

そして、
そんな素敵な出会いを作ってくれた
アレクサンダーテクニークに
そしてそのメソッドを教えてくれた
BodyChanceに、
ここまで私を支えて
応援してくれた家族に
心から感謝です。