こんにちは。
音叉ヒーリングアカデミーの
健太郎です。
前回のブログで
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いつも完璧である必要もなく。
むしろ
ちょっとかけていることがあるほうが
愛らしく見えるのかもしれない。
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というようなことを書いてみました。
まだ読まれていない方はこちらからどうぞ♪
▶︎「ちょっと足りないくらいがちょうどいい」
今日のブログは
先日参加した
ICUのスローライフ倶楽部主催の講座に参加して
体験した時のお話しです。
この日は参加するのに余裕を持って出たはずなのに
道を間違えてなんと1時間も大遅刻をするという
普段ありえないような
マジックのような
ミラクルのような体験をした日となりました。
そんな大遅刻も
「21世紀の豊かさ~等身大の生活空間を演出するために~」
という講座のテーマのおかげがあってか、
道を誤って進んでいる間に
本当にすばらしい秋の景色を
偶然に見ることができました♪
今改めてブログを書くのに
今回の講座のテーマにもなってる
「スローライフ」って自分にとってなんだろう?
と考えて見ると、、、
オーガニックを主体にした生活?
季節の移り変わりを愛でながら時間を使えること?
体や心の声をていねいに聞きながらする生活?
みなさんはいかがですか?
なんとなく「スローライフ」をキーワードに
すると出てくる生活感があるのだけど
この日の講座で体験できたことは
全く違う内容だったのでした。
講座の詳細テーマは
「弱さから考える豊かさ」。
できれば避けたかったテーマでした(笑)
男子たるもの「弱さ」という言葉に
付随する沢山の観念が本当にあるもので。。。
このテーマだったから
あり得ないくらいの遅刻をしたのかも(笑)
それでも、
内容は本当にすばらしいものでした。
「できないことから考えること。」
ここから始めると
なぜかコミュニケーションがスムーズに進み、
お互いを助け合おうとする
意識が芽生えやすいみたいです。
こんな感じで
5人くらいのグループに分かれて、
私たちのグループでは
もしその5人で無人島で生活
するならというお題の元
「できないことから考える」
ということを出し合ってみました。
最初はやっぱり
あれもできるし、
これもできるし、
と
わたしのマインドは
できることをベースに考えてしまい、
なかなか「できないこと」
というのが出て来ませんでした。
最初に、
「英語ができない」
というのを皮切りに、
「料理ができない」
「好きなこと以外やりたくない」
と、だんだんと本性が見えて来て(笑)
他のメンバーからも
「朝早く起きれない」
とか
「○キブリ退治ができない」
とか、
「協調制がない」
とか、
「どうやって一緒に暮らすんんじゃ!」
とつっこみたくなるようなことも
チラホラでて来たのが
逆に人柄が見えて面白かったです。
そしてなんと最終的には
もしかしたらこのメンバーなら
無人島でも生き残れるかも、
というくらいに
団結していたのでした♪
何が言いたいのかというと、
私たちはどうしても
「欠けていることを自分で補おうとする」
ことがあまりにも
習慣になっているなぁと思ったのでした。
英語ができないから英語を習おうとか、
ってもはや当たり前ではないですか。
だって、
自分はあれもできない、
これもできない、
わたしはこれが欠けている
だから身につけなくては!
という、自分の欠点を補うことに
必死になるじゃないですか。
それはそれでいいとおもうのですが、
もしかしたら欠けている、ということは
協力しあえる大きなチャンス
とも捉えることができる
ということです。
あなたにわたしのできないことを
やってもらえる代わりに
わたしはあなたのできないこのことが
できます♪
とやっていると
デコとボコがつながっていく。
パートナーとの中でも有効ですし、
組織や集団での生活には
本当に有効だと思いました。
このできないことから始める
というのは
実際に「べてるの家」という施設で
取り入れられている
ことなのだそうです。
あと、
「弱虫でいいんだよ」
という辻信一さんが書かれた本がおすすめです。
おおざっぱに説明すると、
そもそも
私たちの生活は「強さ」
をベースとして経済が発展したきたということ。
多くのものを所有し、
多くのことを成し遂げられる人が
素晴らしいとされてきました。
しかしそのまま進んでいく経済は
いまどんなことを迎えているのだろう?
地球環境はどうなっているのだろう?
それが良いとか悪いとかの話を超えて、
そもそも私たちは
たくさんのおかげさまで生きていることが
できている、
ということを忘れてしまっている、
というようなことです。
私たちは「太陽の光」一つなくなっても
生きていくことができない。
そのおかげさまで生きられている。
そのことに気がつくと、
豊かとは本当はどんなことなのか?
というようなことに
行きつくような気もします。
私たちは
生きている、というだけで
本当にたくさんのものをいただいています。
その気づきが広がった未来や経済は
どんな世界になっているのか。
この講座を受けて、
そんなことを一緒に創造していけたら
もっと楽しい未来が待っているのだと
思いました。