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こんにちは。
未来音叉ヒーラーの
福井健太郎です。

4年前の今日は
本川達夫先生をお呼びして
「ゾウの時間ネズミの時間」の講演を
してくださったのでした。

懐かしくて
その時のレポートを見ていたら
このまま眠らせていては
もったいないので
掲載しますね。

もう4年前のお話でうる覚えの部分が
多いのですが、
今の世の中の問題にも響く
教えが沢山あったのを
記憶しています。

原発の話を用いて
「科学の進歩があったとしても
それをどう使うかが重要である。」
という話。

そしてもちろん
時間のお話なので
今あるニュートン的な
一方向に向かう流れではなく
生物によって時間の流れ方が違う。
そして
「わたし」という考え方を超えて
「わたしたち」という考え方を
することが持続可能な未来を
作るのだというお話。

このときから
わたしたちが望む未来についてを
考えるきっかけをいただいたのでした。

それでは、以下
仲間のたかはるさんが書いてくれた
レポートと写真です。

——ゾウの時間ネズミの時間の講演——-

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日程:8月19日(月)18:00-20:00
講師:本川達雄 
   東京工業大学生命理工学部教授
場所:目黒BODYCHANCEスタジオ
定員:20名

写真/記録:たかはる

本川先生は、昔、音楽で、
生物学の歌を発表するなどの
活動もしていた程、
ユニークな先生ですが、実際の先生は、
生物学の知見をとてもわかりやすく、
ときに、動物のデータや関係をあげながら、
そして、また、軽妙に実体験を
踏まえた話しを織り交ぜながらして
いただきました。
また、<時間>について、
先生の知見についても、
興味深いものがありした。

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まず、『科学のものの見方』について、
特に生物学の知見から話して
いただきました。

生物学では、物理学と違い、

目的・価値

があること。

学問はそのものには価値はないが、
それを利用するとき価値が出る。
そして、科学技術の価値を教える
必要がある。
という教育的観点からのお話も
大変興味深かったです。

そして、時間のお話。

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現代科学(と思われているもの)の
問題点。

時間のとらえ方が、
実は、多様にある一つの例として、
ニュートンの一直線で進む絶対時間に対して、
普通の生活では、みかんや、
パソコンなどのように大量に生産すれば
値段が下がるなど、
1の位、十の位などの一般的な算数と桁数が
重要だという場合があるという話。
など、日常のたとえを上手く使いながら、
わかりやすく、
一元的ではない時間の説明をされてました。

また、心理的時間、代謝的時間、
物理的時間など、時間に階層性があるなど。

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そして、本題、
「ゾウの時間ネズミの時間」の本でも
おなじみの話!

動物の心臓の鼓動の時間は
体重の1/4乗に正比例する。
エネルギーは体重の1/4乗に反比例する。
つまり、一生の間にする仕事量は
ゾウもネズミも同じである。

心臓・肺の時間は体重の1/4乗に比例する。

呼吸・懐胎期間・成獣に達する時間・
寿命は大きい動物はゆっくりで、小さい動物は早い。

また、非常に面白かったのは、
それらの、研究上の関心を、
先生は、自身のナマコの研究の体験から、
動かないナマコをみて、
「私達と同じ時間が流れているのか?」
そしてさらに、
滞在先の沖縄の人々の時間に対する
とらえ方を体験することで、
「生物にとって違う時間が流れているのでは?」
と疑問に思ったのが、
時間への関心の始まりときいて、
実生活での体験を研究上の
インスピレーションとして得ている関係と、
科学の知識追及する過程が、
単にクールなものでなく、
生々しいものとして聞けたのが
面白かったです。

「生物の時間は循環している。」、
「時間の生物はエネルギーを使って
時間をつくりだしているのではないか?」
人にとっての
「時間、エネルギー、お金の関係」など、
興味が尽きない話がたくさんあったのですが。

私たちのような、からだを使う方法を教え、
かつ、
持続可能的な未来の生活に
関心を持つものにとっては、
生物学の知識が価値や目的あるという話。
生物にはそれぞれの時間があるし
あってよいという話。
そこから発展した時間、エネルギー、
お金の関係などなど、、
大変興味深い話が多かったと思います。

また、講演にも関わらず、
先生の生の歌を聴きながら勉強というのも
体を使うという意味でも面白いものだな、
と思いました。

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講演後のパーティーでは、
美味しい料理を食べながら、
みんなで先生の「生物は円柱形」の
歌を歌ったり、
パーティー中にもかかわらず、
生物学のなんで生物は
円柱形の形なの質問にも、
プチ講義をしていただくなど、
とても盛り上がり楽しい時間を
過ごしました。